さんざん反コーヒー広告で、多額の売上を上げたポストはお空の上から、「娘よ。そうきたか。」とか思ったりするのでしょうか。
ポストは、ポスタムコーヒーの他にシリアルを販売して、売り上げを伸ばしていました。
プロパガンダの本に軽く紹介されるくらい、広告文には力を入れていた様です。
ちなみにその後アメリカは、大量消費により粗悪品が出回りコーヒー離れが勢いを増す、ファーストウェーブ、それにたいして高品質の豆を高い技術で焙煎したアルフレッド・ピートのピーツ・コーヒー、その弟子が始めたスターバックスコーヒーを、ハワード・シュルツが買収してその天才的な手腕で店舗を急拡大していった、スターバックスを代表とするセカンドウェーブ、マイクロロットやダイレクトトレードで酸味を強調した浅煎りが主流になったサードウェーブの現在に続いていくわけです。
時代というのはその時で価値観が変わるので面白いですね~。
おわり