ジェイムズ・ブルース(1730~1794)の著書「ナイル源流発見の旅」に書きとどめてありますが、「ガラ族はアフリカ遊牧民で、アビシニアへの侵入に際しては広大な砂漠を移動せざるを得ず、また村々を奇襲したかった事もあり、携帯食は唯一、煎って砕いたコーヒーの実に脂肪を混ぜて粘り気を出し、丸めてビリヤード大の団子にしたものだけだった。それを皮袋に入れ、必要な時に食べるのである。この団子が一つあれば一日もつらしい。空腹を満たすだけでなく、精神を高揚させる働きがあり、襲撃や激戦の際には、ひと塊のパンや一食分の肉よりも効果があるという。」
エナジードリンクならぬコーヒーパワーボールみたいな。
これ食べればすべて問題なし、復活するぜ、みたいな。
しかし、どんな味がするのでしょうかね?
こんな作用が得られる団子なら、多少お味がよろしくなくても頂きたいものです。