1656年コンスタンチノープルでコーヒーは迫害を受けています。
旧トルコ帝国の首相クプリリが政治的な理由でコーヒーハウスを抑圧し、
飲用を禁止しました。違反者に対する刑罰は棒たたきでしたが、
2回目は皮の袋に縫い込めて海に投げ込む極刑というとんでもない事だったにも関わらず、違反者は後を絶たなかったそうです。
当時のトルコは、妻君にコーヒーを与えるのを拒絶したり、軽視すると離婚の正当な理由なり、また結婚に当たっては妻君をコーヒーなしには絶対にしないと約束したもので、誠実を誓うよりこれが大切だったのだから、えらい事です。
極刑になってもコーヒーを飲みたいと思う情熱(なのかな?)はどこから溢れてくるのかと思うと同時に、違反者の罰や妻君への扱いが、私はなんと恐ろしい事かと思ってしまいました。