コーヒーには糖尿病を減少させる効果があると言われています。
また、コーヒーには精神面での作用もあると考えられているので、
コーヒーをよく飲む人とそうでない人では、ストレスに対する反応が異なる可能性があります。
40~69歳の男女約56000人の方を10年間追跡した調査結果にもとづき、コーヒー摂取や精神的ストレスと糖尿病との関連を調べた、厚生労働省研究班による多目的コホート研究のデータがあります。
1990年からなので少し前になりますね。
10年間の追跡期間中、男性では約1600人、女性では約1000人が糖尿病を発症したと答えました。日常のストレスが「少ない」と答えたグループに比べて、「普通」か「多い」と答えたグループでは糖尿病発症のリスクが高くなる傾向にありました。
コーヒーには精神面での作用もあると考えられているので、コーヒーを1日3杯以上飲むグループとそうでないグループに分けて分析してみた所、コーヒー摂取量が1日3杯未満のグループでは、ストレスが多くなるにつれて糖尿病発症のリスクが上昇したのに対して、コーヒー摂取量が1日3杯以上のグループでは、ストレスが多くなっても糖尿病発症のリスク上昇は認められませんでした。
コーヒーが好きで毎日多量を飲んでいるだけですが、なにかしらに効果があるのではないかと聞くと、そして聞かなかったとしても、これからも多量飲むのだろうなと思ってしまいます。