1797年ウィーンに入城したナポレオンは、講和条約を拒み続けるオーストリア政府の使節団に言い放ちました。
手に持っていたコーヒーカップを床に落として、カップが粉々に砕けるのを見ながら、
「余は貴殿方の国をこのようにもできるのである。」と。
この後、オーストリアは条約調印に応じました。
イケイケのナポレオン、恐るべしですね。
ちなみに、どんなコーヒーカップだったのでしょうか?
勝手に豪華絢爛なイメージを持ってしまいます。
オーストリアのメーカーだとアウガルテンが有名ですかね。
磁器の開発に成功していたドイツのマイセンから、オランダ出身の武官が秘法を取得、
前身であるウィーン磁器工房を興しました。
お店のカップも変えようと思った時期があり、ヨーロッパのメーカーを見ましたが、
高くて買えないという結果になりました。
稼がないといけませんね。