996年~1031年フランスの王様ロベール二世
育ちよく、教養あり、信仰ありの男にありがちな話で、
起こった問題は女だった。
すでに既婚者であったロベール二世の結婚は政略結婚であったが、
今度は純粋な恋愛でした。(不倫ですけど、しかも相手は未亡人で子持ち)
燃え上がった感情は常軌を逸したままに、
今の妻と離婚して不倫相手を正式の妻にすることを望みます。
教会とすったもんだあった末に、結婚する事にはなるのですが、
数年間の結婚生活を経ても子供が生まれず、このままでは世継ぎがなくなり
王朝が断絶してしまいます。
悩んだ末に離婚するのです。
メディアが色恋沙汰で騒いでいます。
これに関しては、大昔からどの立場の人も変わらない人間の欲求なのでしょうね。