コーヒー禁止

ドイツ カフェ 1770年 18世紀後半

 

芸能人が麻薬で捕まったと世の中が騒いでいます。

 

当然の事ながら国で禁じているから捕まる訳ですが、

 

しかし大麻に関して言えば合法な国もあります。

 

有名な所で言えばオランダがそうです。

 

大麻の様な依存性の低い物は合法にして、有害な依存性の高い麻薬を遠ざける

 

事が狙いでもあるようです。

 

さて時は18世紀後半、ドイツは一時期コーヒー禁止になっていました。

 

当時の王様フリードリッヒは、コーヒーの人気に国の資金がオランダ等の海外に流れるのを恐れ、消費抑制の為に上流階級を除いてコーヒーを禁止してしまいます。

 

その時医者にコーヒーは体に毒だと(特に不妊症になる)と言いふらせます。

 

その後軍規で禁止になったり、国家直営の焙煎施設のみ以外での焙煎禁止になったり、こっそり焙煎している人を見つける「コーヒー嗅ぎ」と呼ばれる人がいたりして、いろいろあった後、現在は普通に飲めるわけです。

 

鎌倉の観光地から少し離れた場所で営業していますが、コーヒー嗅ぎなる人が現在もいたら、すぐ捕まるなと少しだけ考えたりして焙煎しています。