落ち込んでいる場合ではありません

ある明治人の記録 鎌倉 本

 

「ある明治人の記録」という本を読みました。

 

幕末の時代に幼少期を、会津藩で過ごした方の記録です。

 

江戸城無血開城の後、激戦を極めた会津での幼少期からの成長が描かれています。

 

薩摩軍に攻め込まれた時の、会津藩の悲しい逸話は、白虎隊や自害した女性や子供達の話等多数ありますが、当時戦争に負けた藩のみじめな生活の中で、生きて行く為に必死な描写がたまらなく切なくさせます。

 

鎌倉は台風の影響で次の日も、横須賀線が昼過ぎまで動かなくて鎌倉駅に電車が来ませんでした。そういった影響もあり10月の売上が落ちていた時に、この本を読み終わったので、「普通に生活しているくせに少し売上が落ちた位で、生意気に落ち込むのじゃねえ。」と自分を叱咤しました。

 

ありきたりですが、頑張って働こうと改めて自戒した次第です。